ブログを始めて間もない頃、
日本語を勉強しているアメリカ人大学生の方が
コメントを下さったことがありました。
「日本のわびさびが好きです。」
という内容でしたが、その時私は、
やっぱり外国の方はこういう日本的な物が好きなのね、と
人ごとのようにただ関心していました。

でももし今同じことを言われたら、
「私も!やっぱりわびさびっていいよね。」
ととても共感してしまうと思います。
”禅”などという言葉にも最近は反応してしまいます。

とはいえ、日本人であっても私は
”わびさびとは?”とか、”禅とは何か説明せよ”と
言われても、きっとうまくは答えられないでしょう。
でも感覚的には、とてもこういうものに飢えている気がします。

というのも今年春に訪れた強羅公園の茶室、
そこでの風情がこの上なく心にしみ入ってしまったようなのです。

無駄なものがない、落ち着いた佇まいの中でお茶を頂くということは
(ちなみに私は全く作法を知りません。。)
なんと言葉で言い表したらいいのか分からないほど
心地よかったのです。
アメリカの物質文化が深く浸透した身体を、
清めてもらっているような感覚とでも言いましょうか。

そうしたら先日、日本語情報誌「ENJOY」の
「ハモンド美術館ボランティア奮闘記」というコラムで、
宮崎勉さんという方がこんなことを書いておられました。
以下は抜粋です。

”アジアに興味がある多くのアメリカ人に共通している事は、
物質世界でのストレスを解消する方法を
一生懸命に見つけようとしていることです。
アジア文化は彼らにとっては全くの異質文化ですが、
それでもそこに精神文化への願望、何か救いを求めているように思われます。”

まさにそんなことを思ったり、自分自身も感じていた私は、
読みながら大きく頷いてしまいました。

物があふれていて、忙しい現代のライフスタイルだからこそ、
日本のわびさびのような文化が心の琴線に届くのかもしれません。
そんな事を感じることができたのはよかったかな。

茶室箱根強羅公園の茶室。
素敵です〜。。。。







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